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訪問看護ベースアップ評価料の届出は全国61.9%|47都道府県の割合を8つの厚生局の名簿で数えた(2026年8〜9月)

訪問看護ステーションのうち、訪問看護ベースアップ評価料を届け出ているのはどれくらいか。全国8つの地方厚生局(と四国厚生支局)が公開している名簿を編集部で数えたところ、訪問看護ステーション21,758か所のうち13,458か所(61.9%)が訪問看護ベースアップ評価料(Ⅰ)を届け出ていました(2026年8月1日または9月1日時点)。

前回の改定後については、中医協の分科会の資料が「訪問看護ステーションにおけるベースアップ評価料の届出割合は約43%であった。」(2025年7月7日時点)としていました。都道府県で見ると、最も高いのは鳥取県(80.5%)、最も低いのは大阪府(51.3%)です。およそ4割のステーションは、名簿に届出が載っていません(編集部集計、2026年10月3日確認)。

訪問看護ベースアップ評価料(Ⅰ)の届出は全国61.9%。全国8つの地方厚生局の名簿を編集部で数えた結果、訪問看護ステーション21,758か所のうち13,458か所が届け出ていた(2026年8月1日または9月1日時点)。最も高いのは鳥取県80.5%、最も低いのは大阪府51.3%。前回(2025年7月7日時点)は約43%
全国
13,458か所/21,758か所=61.9%(編集部集計)
注3(継続施設)
届け出たステーションの73.2%(9,856か所)
(Ⅱ)も届出
届け出たステーションの6.1%(815か所)
前回
約43%(2025年7月7日時点・中医協の分科会の資料)
確認日
2026年10月3日

訪問看護ベースアップ評価料の金額(1,050円・注3は1,830円など)と仕組みは訪問看護のベースアップ評価料2026で扱っています。

地方厚生局ごとの届出の割合

地方厚生局ステーション届出あり割合
北海道89460467.6%
東北99865865.9%
関東信越6,8324,43364.9%
東海北陸2,8261,68059.4%
近畿5,1892,87255.3%
中国四国1,18982469.3%
四国(四国厚生支局)66841462.0%
九州3,1621,97362.4%
全国21,75813,45861.9%
各地方厚生局(四国厚生支局を含む)の「コード内容別訪問看護事業所一覧表」と「届出受理指定訪問看護事業所名簿」の表計算ファイル・PDFより編集部集計(2026年10月3日確認)。基準日は名簿の「現在」の日付で、東北・関東信越・東海北陸・近畿は2026年8月1日、北海道・中国四国・四国・九州は2026年9月1日。中国四国は四国厚生支局の4県を含まない。※スマートフォンでは横にスクロールできます

47都道府県の届出の割合

都道府県ステーション届出あり割合うち注3
北海道89460467.6%420
青森県1538756.9%68
岩手県1499463.1%73
宮城県26817766.0%130
秋田県1088074.1%59
山形県1006767.0%55
福島県22015369.5%128
茨城県35023065.7%181
栃木県24915863.5%128
群馬県38422157.6%155
埼玉県1,02663261.6%465
千葉県86254363.0%389
東京都2,0081,28163.8%922
神奈川県1,37397070.6%653
新潟県22015972.3%129
富山県1197563.0%51
石川県15711673.9%96
福井県1068378.3%74
山梨県1077772.0%64
長野県25316264.0%140
岐阜県39522958.0%185
静岡県43327363.0%227
愛知県1,44082557.3%581
三重県28216257.4%122
滋賀県25015562.0%115
京都府54633060.4%262
大阪府2,6351,35151.3%917
兵庫県1,13466058.2%469
奈良県27016460.7%122
和歌山県24812952.0%89
鳥取県877080.5%43
島根県1107467.3%51
岡山県27119873.1%180
広島県51334066.3%254
山口県20814268.3%112
徳島県1277962.2%59
香川県17610258.0%80
愛媛県24615161.4%113
高知県1198268.9%65
福岡県1,24675160.3%529
佐賀県1579459.9%74
長崎県22114967.4%123
熊本県42030672.9%209
大分県25416665.4%125
宮崎県23114060.6%106
鹿児島県27417463.5%140
沖縄県35919353.8%124
各地方厚生局の公開データより編集部集計(2026年10月3日確認)。ステーション=指定一覧の状態が現存で、指定年月日が名簿の基準日以前のもの。届出あり=そのうち名簿の受理番号に訪問看護ベースアップ評価料(Ⅰ)の略称(訪ベⅠ1)があるもの。うち注3=継続して賃上げを行っているステーションの区分(訪ベⅠ1注)。※スマートフォンでは横にスクロールできます

どうやって数えたか

  • 分母——各地方厚生局が公開している「コード内容別訪問看護事業所一覧表」(指定の一覧)のうち、状態が現存(休止を除く)で、指定年月日が名簿の基準日以前のステーション
  • 分子——そのうち、「届出受理指定訪問看護事業所名簿」の受理番号に、訪問看護ベースアップ評価料(Ⅰ)の略称(訪ベⅠ1。注3の訪ベⅠ1注を含む)があるステーション
  • 突き合わせ——ステーションコードで照合しました。コードの書き方が局ごとに違う(区切りの記号など)ので、数字だけで突き合わせています。名簿で届出のあるステーションのうち、指定の一覧に見つからないものは0か所でした
  • 時点——名簿の基準日は局によって2026年8月1日と9月1日に分かれます。名簿は月に1回ほど更新されるので、数字は時点によって変わります

前回の約43%(2025年7月7日時点)は、中医協の分科会の資料の数字で、数え方は同じではありません。2026年6月の改定で点数と区分が変わった時期をはさんでいることにも注意が必要です(改定の内容は訪問看護のベースアップ評価料2026)。

働く人にとっての意味

届け出ていないステーションには、訪問看護ベースアップ評価料のお金は入りません(給料を上げるかどうかは、その職場の判断になります)。自分のステーションが届け出ているかは、地方厚生局の名簿で確かめられます。見方はベースアップ評価料が給料に反映されない?にまとめています。ベースアップ評価料の施設基準は、職員から照会を受けたら書面などで分かりやすく答えるよう職場に求めています。

よくある質問

訪問看護ベースアップ評価料を届け出ている訪問看護ステーションはどれくらいですか?
全国8つの地方厚生局の名簿を編集部で数えたところ、訪問看護ステーション21,758か所のうち13,458か所(61.9%)が訪問看護ベースアップ評価料(Ⅰ)を届け出ていました(2026年8月1日または9月1日時点・2026年10月3日確認)。
届出の割合が高い都道府県・低い都道府県は?
最も高いのは鳥取県(80.5%)、次いで福井県(78.3%)、秋田県(74.1%)でした。最も低いのは大阪府(51.3%)、次いで和歌山県(52.0%)、沖縄県(53.8%)でした(編集部集計)。
前回より増えたのですか?
中医協の分科会の資料は、前回の改定後の届出割合を約43%(2025年7月7日時点)としていました。今回の編集部集計(61.9%)とは数え方と時点が違うので、単純には比べられません。
自分のステーションが届け出ているか確かめるには?
地方厚生局が公開している「届出受理指定訪問看護事業所名簿」で、ステーションの名前の行の受理番号に訪問看護ベースアップ評価料の略称があるかを見ます。略称の一覧も各局のページにあります。

出典

本記事の割合は、各地方厚生局が公開している一覧と名簿を編集部で数えたもので、国の公表値ではありません。名簿は随時更新されるため、確認日より後の届出・取り下げは反映していません。届出の有無は職場ごとに地方厚生局の名簿でご確認ください。当編集部は、記事で取り上げる訪問看護ステーション・求人サービス各社の関係者ではありません。

更新履歴

  • 2026年10月3日:公開